木星型惑星や土星型惑星の大気中に豊富に存在するヘリウム3、重水素、水素などの資源を採取する技術である。ガス巨星の大気上層に浮遊する採取プラットフォームからパイプラインを大気深部に伸ばし、分離膜と遠心分離機を用いて目的のガスを抽出する。ヘリウム3は核融合炉の燃料として極めて重要であり、ガス巨星の大気中には地球上の何百万倍ものヘリウム3が存在すると推定されている。ガス巨星の強力な重力場と激しい大気運動は採取プラットフォームの設計に厳しい条件を課し、浮力と推進力のバランスを精密に制御する必要がある。E16文明圏では数箇所のガス巨星で大気採取プラットフォームが稼働しており、採取されたヘリウム3は核融合炉の燃料として全文明圏に供給されている。