E16連星系の政治地图は、多数の国家・組織・勢力が複雑に絡み合う多極的な構造を持つ。テクロサス帝国を始祖とする勢力系統は、古代からの血脈を受け継ぎながらも、分裂・統合・再編を繰り返してきた。各勢力は独自のイデオロギーと目的を持ち、時には同盟を結び、時には激しい対立を繰り広げている。
現代のE16星系は、大きく三つの陣営に分かれている。トリニティ・アライアンス(アイリス指導)はヴァーミリオン・ミエルテンガ・ボグダス・ジャベリンの3勢力連合であり、星系の安定を図る最大の勢力である。V7(Vital Seven)はフィオナが急先鋒の7カ国連合で、ブルーローズやSSレンジ、アイアン・シンジケートなどが参加している。そしてアルファ・ヴェノムはイズミ率いる暗黒組織であり、シルバー・ヴェノムの後継として星系の秩序を脅かす存在である。
さらにE16の枠を超え、Eros-7ではマトリカル・カウンシルとシャドウ・ユニオンが独自の社会制度を巡って対立し、銀河規模では銀河系コンソーシアムがバーズ帝国からテクロサスを経て続く壮大な統合の歴史の到達点として機能している。以下の系統図は、E16・Eros-7・銀河全域にわたる各勢力の歴史的変遷を視覚的に整理したものである。
E15年のファランクス創設に始まる、最古にして最大の軍事系譜。E295年にテクロサスが統合し、E470年の東方支隊を経て、現在のボグダス・ジャベリンへと至る。
主要メンバー
同盟・関係
トリニティ・アライアンスと同盟関係。V7及びブルーローズとは協調関係にある。
ファランクス
テクロサス
東方支隊
ボグダス・ジャベリン
E420年のΣ-Unit実験に端を発する暗殺・破壊活動の系譜。シルバー・ヴェノムからアルファ・ヴェノム、ゴールデン・ヴェノムへと進化し、最強の毒殺術を継承する。
主要メンバー
同盟・関係
独立系組織。シルバー・ヴェノム残党(ラストマン)が分離している。
Σ-Unit
シルバー・ヴェノム
アルファ・ヴェノム / ゴールデン・ヴェノム
E285年のZAMLT創設から始まる政治的系譜。セリア黄金期、エヴァトロン統治期を経て、ポスト・エヴァトロン分裂により西にValoria、東にトリニティ、異次元にEros-7が生まれた。
主要メンバー
同盟・関係
トリニティ・アライアンスが中心。Valoria連合圏は独立勢力として対立軸にある。
ZAMLT
セリア黄金期
エヴァトロン
ポスト・エヴァトロン
Eros-7の独自のマトリカル社会における統治体制の変遷。初期のリーチ・ドレイン危機を経てシルヴィア・クロウが男性指令省を設立。ZAMLTとの統合期を経て、E525年にはシャドウ・ユニオンによるマトリカル・リフォーム運動が勃発する。
主要メンバー
同盟・関係
マトリカル・カウンシル(体制側)vs シャドウ・ユニオン(反体制側)。マトリカル・リフォーム運動がE525年に社会変革を推進。
Eros-7開拓期
リーチ・ドレイン危機 → 男性指令省設立
シャドウ・ユニオン結成
スライム危機
マトリカル・リフォーム運動
M104銀河全域にわたる政治的統合の系譜。バーズ帝国に始まり、ロンバルディア帝国、テラン朝共和制を経て、最終的に銀河系コンソーシアムによる銀河規模の統合が実現される。UECOとヒーローエージェンシーの統合がその基盤となった。
主要メンバー
同盟・関係
銀河系コンソーシアムが中心。ヘゲモニー・パラドックス(新興大国vs現大国の不可避的対立)の回避を志向。
バーズ帝国(ファランクス樹立)
テラン朝共和制
ロンバルディア帝国 vs セクスタス連合
銀河系コンソーシアム設立
ネオクラン同盟 + UECO + ヒーローエージェンシー統合
アポロン文明圏(ロナン・アーサ、GDP125兆ドル)とDominion/Selinopolis(セリア・ドミニクス、GDP81兆ドル)の全面戦争。ロナンの同盟提案拒絶を端緒にケンタウロスレーザーとG4ファントムパルスが交差。セリアのヴェノム艦隊がアポロン・セントラリスを攻略。両文明壊滅の後、エヴァトロンがDominionを吸収。
主要メンバー
同盟・関係
セリア・エヴァトロン同盟(対アポロン)→ 戦後エヴァトロンがDominionを裏切って吸収。グランベルがエヴァトロンに武器供与。
Selinopolis(GDP81兆)vs アポロン(GDP125兆)
ケンタウロスレーザー vs G4ファントムパルス
ヴェノム艦隊 → アポロン・セントラリス攻略
エヴァトロンによるDominion吸収・セリア追放
第一回宇宙連合会合(オルダシティ開催)を経て形成された現代宇宙の力関係。グランベル(経済1位)、エレシオン(医療2位)、ティエリア(軍事3位)が鼎立し、ファルージャ(文化)、ディオクレニス(探査)、エレシュ(宗教)、プロキオ(貿易)、ロースター(通信)が続く。グランベルとティエリアの間にヘゲモニー・パラドックスの危険性が指摘されている。
主要メンバー
同盟・関係
宇宙連合会合で多極的協力体制が議論されたが、グランベル・ティエリア間の緊張は継続。
グランベル(経済・GDP150兆ドル)
エレシオン(医療・環境再生)
ティエリア(軍事・防衛ネットワーク)
ファルージャ(文化・外交)
ディオクレニス(探査・科学)