惑星の地表と静止軌道上のステーションをケーブルで接続し、エレベーター式の輸送システムによって地上と宇宙空間の間の低コストな物資・人員輸送を実現する巨大構造物である。軌道エレベーターのケーブルには炭素ナノチューブの超高引張強度が不可欠であり、直径数センチメートルのケーブルで数万トンの張力に耐える必要がある。ケーブルの全長は静止軌道高度(地球の場合約36,000km)の約2倍に達し、重心が静止軌道上に位置するようにカウンターウェイトを配置する。軌道エレベーターの実現により、化学ロケットによる打ち上げコストの数百分の一という極めて低コストでの宇宙輸送が可能となる。E16文明圏では主要な植民惑星に軌道エレベーターの建設が進んでおり、宇宙港機能と物流ハブ機能を統合した複合施設として機能している。