高エネルギー粒子の指向性ビームを標的に照射して破壊する直接エネルギー兵器であり、粒子加速器の技術を軍事転用したものである。荷電粒子ビーム(陽子や電子)と中性粒子ビーム(中性子)の二つの方式があり、荷電粒子ビームは大気中での電離散乱により到達距離が制限されるが、中性子ビームは物質透過性が高く長距離の攻撃が可能である。粒子ビームの破壊メカニズムは、高エネルギー粒子が標的物質の原子と衝突してカスケード的な二次粒子反応を引き起こし、標的内部で急激な熱エネルギーの堆積と構造的破壊を生じさせる点にある。E16文明圏では宇宙艦隊の主力兵器として搭載され、大質量加速器を必要とするため大型艦船に限定して配備されている。ビームの集束と大気中での減衰の問題が技術的な課題である。