E475年、エヴァトロンのΣ-Unit残党から独立して結成された暗黒組織で、E16文明圏における最大の脅威勢力の一つである。エヴァトロン崩壊後に解体されたはずのΣ-Unitの極秘技術と人材を継承し、テクノ文化ルネサンス期の技術開放に乗じて急速に戦力を拡大した。シルバー・ヴェノムは従来の軍事組織とは異なり、次元極地平技術を武器化した「空間干渉攻撃」を得意とし、ホライゾン・ゲートを通じた奇襲戦術でE16連星系の各地を混乱に陥れた。組織名の「ヴェノム(毒)」は、社会の構造的矛盾を暴露し、文明を内側から腐食させるという彼らの思想に由来する。シャドウ・リベリオンの過激派が母体との説が有力で、ZAMLT期に培われた地下活動のノウハウが組織の強靭さに貢献している。後にアルファ・ヴェノムとゴールデン・ヴェノムに分裂したが、その思想的影響はE16文明圏全体に長く残ることになる。歴代指導者は初代マスター・ヴェノム(E475〜E500頃、創設者・「影の支配者」)に始まり、レオンが幹部として実行部隊の指揮を執った。マスター・ヴェノムの失脚後、残党はイズミによるアルファ・ヴェノムへの吸収を拒否し、ラストマン等が独自活動を続けている。