一般相対性理論が予言する重力波を情報キャリアとして利用する通信方式であり、電磁波とは異なり物質をほとんど透過する重力波の性質を活かして、惑星内部や恒星の裏側などの電磁波通信が困難な環境での通信を可能にする。重力波の生成には高質量天体の連星回転を人為的に模した回転する非対称質量分布が必要であり、超伝導振動子を用いた小型重力波発生器が開発されている。重力波の検出にはレーザー干渉計を用いた高感度の重力波アンテナが使用され、量子雑音限界に近い感度で微弱な重力波信号を検出する。E16文明圏では海底や地下深部の通信インフラとして実用化が進んでおり、電磁波シールド環境における補完通信手段として機能している。