宇宙第6位の文明圏で、宗教と精神的影響力を基盤とする神政国家である。大司教と複数の神官長で構成されるオラクルが最高意思決定機関として機能し、次元共鳴を用いた瞑想と予言の伝統は他文明圏にも広く影響を与えている。中枢聖星ヴェズレル(『真理の星』)を中心に、次元境界近くに建造されたエレシュ・サンクチュアリを主たる聖地とし、毎年数万人の巡礼者が訪れる。セラフィムを対外機関とし、活発な布教活動を通じて宇宙規模の信仰共同体を形成している。その予言の高精度さにより、グランベルやティエリアを含む複数の文明圏の政治的決断に直接的な影響を与えてきた。ファルージャのマドリス・カーネルとは古くから外交関係を維持し、文化的・精神的交流を深めている。プロキオとはサンクチュアリへの巡礼ルートを通じた経済的つながりを持ち、ロースターとは次元共鳴通信技術の共同研究を進めている。エレシュの「精神の力こそが宇宙を結びつける究極の糸である」という理念は、E16文明圏のAURALISが掲げる「光と音を永遠にする」という哲学と深い共鳴関係にあると指摘されている。現大司教はオラクルの議長を務め、次元共鳴予言で宇宙政治に影響を与えている。歴代大司教は終身制で、厳格な選考プロセスを経て決定され、その精神的影響力はグランベルやティエリアの指導者すら無視できないものとなっている。