E15年からE61年まで続いたE16連星系初の包括的統一政権で、軍閥ファランクスによって樹立された。ファランクスは初期植民地間の紛争を武力によって終結させ、シンフォニー・オブ・スターズ全域にわたる法秩序とインフラを構築した。バーズ帝国は帝国という名称ながらも、初期の入植者自治の伝統をある程度尊重し、各省庁に相当する地方総督府制度を導入した。E61年、ファランクスの死後、後継者争いと各地の独立運動によって帝国は分裂し、複数の小規模国家群に解体された。しかし、帝国期に整備された通信ネットワークと航路標識は後のパクス・ロンバルディカ期の繁栄の基盤となり、A-Registryの初期原型もこの時期に構想された。バーズ帝国の崩壊はE16文明圏における「統一と分岐」の循環の最初の例として歴史家に注目されている。初代皇帝ファランクス(E15〜E61)が軍閥ファランクスとして初期植民地間紛争を武力終結させ帝国を樹立。ファランクスの死後、後継者争いで帝国は分裂したが、その軍事伝統はテクロサス系譜として受け継がれ、現在のボグダス・ジャベリンに至っている。