ヴァーミリオン国家の中央を南北に貫く壮大な渓谷で、赤色の岩壁が特徴的な景観を作り出している。ヴェルミリオン渓谷はクレセント山脈の浸食によって形成されたV字谷で、最大深度は1,200メートルに達する。渓谷の底にはヴェルミリオン川が流れ、周辺の農業地帯に豊かな灌漑水を供給している。渓谷の赤い岩壁は夕陽に照らされて燃えるような朱色に輝き、国家名「ヴァーミリオン(朱色)」の由来となった。フェルミ音楽の伝統的な野外演奏会は渓谷の音響効果を活用して開催され、岩壁が自然の残響板として機能する。ヴァーミリオンの国家建築は渓谷の赤色を基調とし、岩壁の素材をそのまま使用した構造物が多く見られる。エヴァトロン支配期には渓谷の洞窟に地下抵抗組織の隠れ家が築かれ、テリアン反乱との連携拠点となった。