E61年のファランクスの死後に始まったバーズ帝国の内乱と分裂の過程。ファランクスには明確な後継者がおらず、帝国の各省総督の間で後継者争いが勃発した。各地の独立運動と絡み合った15年に及ぶ内戦は帝国の分裂を決定的なものにし、複数の小規模国家群が並立する戦国時代への移行を促した。ファランクスが構築した通信ネットワークと航路標識は内乱期にも維持され、後のパクス・ロンバルディカ期の繁栄の基盤となったが、帝国の軍事伝統はテクロサス系譜として一部に受け継がれた。この分裂期に形成された地方分権的な政治構造は、のちのネオクラン同盟の理念に影響を与えたとされる。